米Sun Microsystems米IBMは7月8日,Javaベースの分散オブジェクト連携機能であるJava RMI(Remote Method Invocation)でIIOP(Internet Inter-ORB Protocol)プロトコルをサポートするための開発/実装作業を共同で進めると発表した。

 IIOPは,分散オブジェクトの標準仕様であるCORBA(Common Object Request Broker Architecture)のプロトコル。Java RMIがIIOPベースになることで,Java RMIとCORBAの連携が可能になるとともに,業界標準であるCORBAを事実上サポートすることになる。Java開発キットであるJDKの次期バージョン1.1.6や1.2で標準搭載される予定だ。

 Java RMIはこれまで,分散オブジェクトどうしのやり取りに独自プロトコルのJava Remote Method Protocol(JRMP)を使っていた。このため,Java RMIとCORBAの関係が今後どうなるかを不安視する声もあった。今回,Java RMIでIIOPをサポートすることでその不安は解消されることになる。ただし,Sunは今後もJRMPベースのJava RMIに対してもサポートや機能強化を図っていくという。