インフォミックスは8月12日,パソコン用UNIXのLinux向けに,データベース管理システムINFORMIX-SE for Linuxを出荷すると発表した。9月16日から開発者向けに,同社のWWWサイトで無償ダウンロードによる提供を開始する。急速に注目されつつあるLinuxをいち早くサポートし,Linux市場における主導権を握るのが最大の狙いだ。

 INFORMIX-SEは,中小規模システム向けのデータベース。上位版であるInformix Dynamic Serverへの移行も容易にできる。今回ダウンロード対象となるLinux版の機能はUNIX版と同等で,SQL照会ツールやデータベース移行ツールなどの各種ユーティリティのほか,C言語インタフェースESQL/Cも付属する。

 同社が正式にサポートするのは商用版のLinuxで,米CalderaのCaldera OpenLinux 1.2と米S.u.S.EのSuSE Linux 5.2の二つのみ。今後,米Red Hat SoftwareのRed Hat Linuxなどにも対応する予定だ。

 開発目的のダウンロードは無償だが,開発したアプリケーションを配布する場合には,1ユーザーあたり4万円(最低,3ユーザーから)のランタイム・ライセンスが発生する。また,2万5000円で年間ユーザー・サポートも受けられる。