米Microsoftは99年夏にも,ゲームやマルチメディア・タイトルなどのWindowsアプリケーション用APIセットであるDirectXの次期版であるDirectX7をリリースする。

 「DirectDrawやDirect3Dなどの機能をVisual Basic(VB)から利用可能にするためのラッパーを提供する」(DirectXプロダクト・マネージャのKevin Bachus氏)というのが最大の目玉になる見通し。別の関係者によれば,Javaクラスライブラリを提供することで,Javaからも利用できるようにする計画もある。

 DirectXの機能を利用するには,COMインタフェースのメソッドを直接呼び出す必要がある。このため,VBからそのままの形で利用することは難しい。DirectX7では各メソッドに対して薄いラッパーを用意することにより,Visual Basicから利用できるようにするという。

 加えて,DirectDrawインタフェースの取得,協調レベルの設定,フロント・バッファ/バック・バッファの生成といった定型的に行われる一連のメソッドの呼び出しを一つにまとめ,簡単に使えるようにする機能も用意する。これらの機能はActiveXコントロールとして提供されるため,VBだけでなく,他のExcelなどのOCXコンテナからも利用可能になる見込みだ。なお,DirectMusicのランタイムの正式版が付属するDirectX6.1は98年11月に出荷される予定。