ソフトハウスの電脳組(本社東京)は年末をめどに,DOS上で動作するN88-BASICプログラムをWindows上で動作させるインタプリタBASIC/98の新版を出荷する。制御機器などとデータをやり取りするためのインタフェースであるGPIB(General Purpose Interface Bus)に対応したDOS用N88-BASICプログラムを,ほとんど修正せずにWindowsに移行できるようにしたことが最大の特徴。新版のバージョンは未定(現行版は4.0)。

 GPIBは,工場のライン制御などに使う制御機器や周辺装置(ディスク,プリンタ,プロッタなど)などとデータを交換するときに使うIEEE(米国電気電子技術者協会)のインタフェース規格の一つ。このインタフェースを使ったDOS用アプリケーションは,現在でも多く利用されているという。

 これまで,このようなDOS用アプリケーションをWindowsに移行するには多大な手間を要した。それを行うには,GPIBボードに付属したライブラリを使って,プログラムを大幅に書き換える必要があったからだ。今回発売するBASIC/98新版は,このような手間をかけることなく,ごくわずかな修正でGPIB対応のDOS用アプリケーションをWindowsに移植できるようにすることを狙っている。

 移行の際には,BASIC/98に対応したGPIBボードが必要になる。現在対応しているのは,米National InstrumentsのPlug and Play GPIBボード。具体的には,AT-GPIB/TNT(PnP),AT-GPIB/TNT+,PCI-GPIB,PCMCIA-GPIB,PCMCIA-GPIB+,NEC-GPIB/TNT(PnP)の6種類。

 動作環境は,Windows 95/98。価格は未定。