マイクロソフトは11月1日から,企業ユーザー向けライセンス制度のMicrosoft Open Licenseを改定し,最低購入数量を引き下げる。

 Open Licenseは,OfficeやBackOfficeといったマイクロソフト製品を複数本購入する際に利用できるライセンス制度の一つ。単体で購入するよりも低価格で製品を購入できるようになる。ほかに,Microsoft License Pak(MLP)やMicrosoft Selectなどのライセンス制度がある。MLPはおもに部門向け,Selectは子会社や関連会社なども含む企業グループ向け,Open Licenseはその中間の部門・事業所・企業向けと位置づけている。

 Open Licenseは,購入数量に合わせてレベルAからレベルDまでの4段階がある。これまでは,各レベルごとに「ユニット」数による適用範囲を設けていた。ユニットは製品ごとに設定したライセンスの単位で,例えばExcelやWordは1ライセンスが1ユニット,Windows NT WorkstationやOfficeは2ユニット,BackOffice Serverは30ユニットとなる。そのうえで,初回購入の際に必要なユニット数を

<レベルA> 20以上200未満
<レベルB> 同200以上1000未満
<レベルC> 同1000以上2000未満
<レベルD> 同2000以上

と設定していた。

 今回の改定では,ユニットを「ポイント」と改めたうえで,初回購入の際に必要なポイント数を以下のように変更した。

<レベルA> 10以上150未満
<レベルB> 同150以上500未満
<レベルC> 同500以上2000未満
<レベルD> 同2000以上(変更なし)

 この改定により,これまでOpen Licenseを利用するにはOfficeなら最低10セットを購入する必要があったのが,5セットで利用できるようになった。ただし,1ライセンスは1ユーザー/マシン1台に適用される。ライセンスを追加購入するときに必要なポイント(ユニット)数も,従来の10以上から1以上に変更する。