米Sun Microsystemsは11月2日,Java開発キットの最新版JDK1.2(Java Development Kit)を,フリーUNIXであるLinuxに移植すると発表した。これまでSunは,Linux用のJava環境は公式にサポートしていなかった。このため,Linuxを支持する開発者が独自に移植を進めていた。今後は,同社が強力に後押しすることで,Linux上のJavaアプリケーションの開発が急速に活発化する可能性が出てきた。

 Sunの狙いは,Javaが「マルチプラットフォームで動く」という優位性をあらためて打ち出すこととみられる。Linuxはすでに,米Oracleや米Netscape Communicationsをはじめ,大手コンピュータ・ベンダーが次々と支持を表明している。Javaの総本山であるSunが公式にサポートを表明したことで,結果としてLinuxの支持基盤がさらに固まったことになる。