メディアラボ(本社東京)は12月4日から,自動インストール/設定支援機能つきLinuxのLinux MLD IIIを出荷開始する。特にノート・パソコンでX Windowを含むLinux環境を利用しやすくしたのが特徴だ。動作環境はWindows95/98が稼働するAT互換機で,価格は7800円。搭載するLinuxのバージョンは2.0.35。

 Linux MLD IIIは,初心者やインストールが面倒なユーザーを対象とするLinux製品。97年に発売したLinux MLD IIの新版に当たる。LinuxをWindows 95/98のFAT16/32ファイル・システムの1ファイルとしてインストールするので,ディスクのパーティションを切り直す必要なく,自動インストールが可能。レジストリ情報などを利用して各種デバイスを自動設定するほか,LinuxとX Windowの初期設定も自動的に行う。CD-ROMだけでなく,ネットワーク経由でもインストールできる。FATパーティションがあれば,Windows NT 4.0からのインストールも可能。日本語にも対応している。

 Linux MLD IIIの目玉は,ノート・パソコンへの対応。Linux/X Windowをノート機で利用する場合,(1)専用のディスプレイ・ドライバ,(2)消費電力を抑えるパワーマネジメント機能,(3)PCMCIA,などに対応する必要がある。同ソフトはこれらに対応する機能を組み込むことで,ノート機でも利用可能にした。

 現在対応している機種は以下の通り。
アキア:Tornade 626X
コンパック:Presario1680
シャープ:PC-A435,C-A445,MN-5400,MN-320-X13,MN-370-X20,MN-390-X26,MN-530-X16,MN-550-X26,MN570-H23,PC-PJ1
ソニー:VAIO-505,505X
デル:Latitude XPi133
東芝:Libretto 30,50,60
日本アイ・ビー・エム:ThinkPad 560,600
富士通:BIBLO NP5,NC13D
松下電器:Let's NOTE AL-N1,AL-N2,Ace AL-N3

 同社は関連製品として,CD-ROMからLinuxを直接ブートできるLive Linuxなども販売している。