マイクロソフトは12月1日に,企業情報システムの開発を行うソフトウエア・ベンダーやSIベンダー,ユーザー企業を対象としたサポート・サービスMicrosoft Premier Support for Developersを開始する。従来からあるPremier Supportサービスに新たなサービスを加えて拡充したものだ。価格は年間契約で,25インシデント(1インシデントは1案件の意味)820万円から最高2500万円まで。

 Premier Supportサービスは,同社製品を導入する際のコンサルティングを行ったり,365日24時間体制でトラブル発生に備える同社最高レベルのサービス。国内ですでに約150社と契約したという。今回新たに加わるPremier Support for Developersは開発組織向けの最上級サービスで,米Microsoftは97年夏から実施している。

 Premier Support for Developersは,従来のサービス内容に開発アプリケーションのコンサルティング,最新技術/アーキテクチャのレビューなどを加えたもの。同社の新宿オフィスにはコンピュータ機材を用意したラボを開設し,開発したアプリケーションのベンチマーク・テストや動作テストなどを実施したいというニーズに対応する。