文化オリエントは99年2月下旬から,米VideoSoftのグリッド・コンポーネント製品の新版VS-FlexGrid Pro 6.0Jを出荷開始する。価格は6万3000円を予定。Visual Basic(VB)5.0/6.0,Visual C++ 5.0/6.0に対応する。

 VS-FlexGrid Pro 6.0Jは,VS-FLEX Ver.3.0Jの後継製品。VB 6.0に付属しているMSFlexGridは,同製品のサブセット版にあたる。Visual Studioのバージョンが6.0になったのに合わせて,バージョンを3.0から6.0に上げた。

 最大の特徴は,データベース接続方式として従来のDAO(Data Access Objects)に加えて,ADO(ActiveX Data Objects)/OLE DBにも対応したこと。またATL(Active Template Library)で開発されたため,MFC(Microsoft Foundation Classes)のDLLに依存せず,配布が容易になった。コントロールのサイズが大きくならないよう,今回はDAOに対応したVsflex6d.ocxと,ADO/OLE DBに対応したVsflex6.ocxに分けて提供する。いずれもサイズは約350Kバイト。

 そのほかには,以下の九つの新機能を搭載した。
(1)垂直スクロールバー上に,現在の行番号などをツールチップで表示するスクロールチップ機能。列のヘッダー上にも,ツールチップで内容を表示できる
(2)列のデータ型がBoolean型の場合,自動的にセルにチェックボックスを表示する
(3)データを表示する際,VBのFormat関数と同様のフォーマットを指定できるので,日付表示や3ケタごとのカンマ区切りの表示が可能
(4)列のヘッダーのクリックによる行全体のソート,ヘッダーのドラッグによる列の入れ替えが可能
(5)コンボボックスや,ドロップダウン・リストを関連付けたセルから,ドロップダウン・ボタンで項目を選択できる
(6)セルに直接データを入力する際,マスク入力を指定できる
(7)コンボボックスや,ドロップダウン・リストには複数列のデータを表示できる
(8)グリッド・データとその形式を,カンマやタブ区切りのテキスト・ファイルとして読み書きできる。従来のバイナリ・ファイルにも対応する
(9)VBのVariant型配列やほかのVS-FlexGridにデータのバインドができる