ジャストシステムは99年2月に,同社の類似情報検索技術ConceptBaseを使ったビジネス・パーソナル製品2種類を出荷する。

 ConceptBaseは,自然文で探したい内容を入力すると,その内容に概念が似ている文書を類似度順に探し出す技術。この技術を採用した情報検索システムConceptBase Searchは,97年12月の発売以来,9カ月で2万8000クライアントを出荷したという。今回,この技術をパーソナル製品にも応用することで,よりユーザー層を拡大するとともに「日本語処理のジャスト」の存在をよりアピールする狙いだ。

 今回発売する製品の一つ目は,インターネットに対応した情報収集/管理ソフトの「インターネットブーメラン」。Webやメールなどインターネット上のデータ,さらにパソコン上の文書ファイルなどを収集して知識データベースを作成し,ConceptBaseを使って自然文で検索できるようにする。CBサマライザという要約機能で,文字量の多いテキストの内容も把握しやすくしたという。

 もう一つは,オフィス・スイート製品の「Justsystem Office9」。一太郎9,花子9,インターネットブーメラン,ATOK12に加えて,表計算ソフトの三四郎9,データベースの五郎9,インターネット・メール・ソフトのShuriken 2.0,スケジュール・ソフトのSasukeなどで構成される。ConceptBaseで実現した情報利用支援機能コンセプトナビを各アプリケーションから利用できるのが特徴。例えば,一太郎9で文書を作成しているときにコンセプトナビを使ってインターネット上の関連文書を探し出し,文書に反映させるといったことが可能になる。

 どちらもWindows 95/98/NT Workstation 4.0で動作する。価格はインターネットブーメランが8000円,Justsystem Office9が5万円。Office9はほかに(1)同社製品の登録ユーザー向け優待版(2万3000円),(2)一太郎9/花子9/ATOK12以外のOffice9製品を必要とする登録ユーザー向けの一太郎9/花子9ユーザーズキット(8000円),(3)中学生以上の学生および教職員向けのキャンパスキット(1万4800円)を用意する。