松下電器産業米Sun Microsystemsは12月15日,ディジタルAV機器や白物家電機器などで利用可能な「軽量Java」を共同で評価検討することで合意したと発表した。

 現在Javaには,フルスペックのJava(Full Java)に加えて,PersonalJava,EmbeddedJava,Java Cardの計4種類がある。今回開発する軽量Javaは,組み込み用途を狙ったEmbeddedJavaよりもさらに小さいJava環境を目指すもの。「8ビットあるいは16ビットのプロセッサ,主記憶が数十KB程度のハードに組み込めるものを狙う」(松下電器産業)。この軽量JavaがEmbeddedJavaシリーズの一つになるか,まったく別のJavaになるかなどは未定。「実用化は21世紀の話。新しいサービスとともに市場化していく。その際,トライアルを数年に渡って行うことになるだろう」(同)。

 両社は同時に,(1)PersonalJavaのライセンス契約に基本合意,(2)デジタルTV用にTV用Java APIを策定,およびJava技術の最適な適用方法を検討,でも合意した。Javaが家電分野でも普及するかどうか,今後の展開が注目されよう。