日本オラクルは99年5月末,同社データベースの新版Oracle8iを出荷開始する。価格は未定だが,現在のOracle8とほぼ同じ程度になる見込みだ。

 Oracle8iは,これまでOracle8リリース8.1(Oracle8.1)と呼ばれていた製品。インターネット上のあらゆるデータをOracleデータベースに格納するInternet File System(iFS)が最大の目玉だ。また,データベース上に大幅にJava技術を導入したのが特徴で,Javaによるストアド・プロシジャやトリガーの開発が可能になる。Javaのビジネス・コンポーネント技術Enterprise JavaBeans(EJB)や,CORBAなど分散環境の構築にも対応し,従来のクラスタリング技術を拡張したCache Fusion機能で,システムの拡張性も向上させたという。

 ただし5月末の出荷時点では,Javaプログラムを実装/動作させるサーバー・サイドJavaVM(仮想マシン)や,マルチメディア・データの扱いを可能にするinterMedia機能,ならびにiFSはベータ版での提供となる。製品版への実装は,次版からになる予定だ。