エージーテックは99年2月末, メインフレームなどにあるデータとパソコン上の各種データベースのデータを相互に一括変換するツール「db-Exchange」を出荷開始する。基本機能のみのdb-Exchange Standard(7万円)と,上級版のdb-Exchange Professional(17万円)のほか,大規模ユーザー向けにランタイム・ライセンスも用意する。また,同社のWebサイトから試用版をダウンロードできるようにする予定だ。

 db-Exchangeは,メインフレームやミニコンなどにあるCOBOLやBASICプログラムのデータ・ファイルを,BtrieveやAccess,Oracle,SQL Server,Sybaseなどの各種データベース(ODBC経由)に相互に変換するツール。Windows 95/98,NT4.0上で動作する。テキスト・ファイルや固定長ファイル,ISAM形式のBtrieveデータだけでなく,変換時に数値型や日付型などのデータ型の変換も可能。変換内容をスクリプトとして保存し再利用できるので,繰り返しの変換作業にも対応する。また,コマンドライン・ユーティリティを使えば,GUIを使わずにコマンド・ベースで変換作業が実行できる。

 開発者向けのProfessional版では,メインフレーム系の漢字コードやEBCDIC/JISコードにも対応。Level II COBOL,Micro Focus COBOL,PowerCOBOLなどのCOBOL独自の数値形式もサポートする。また,db-Exchange本体がDLLとして呼び出し可能なので,ソフトウエア部品としてアプリケーションに組み込んで使うこともできる。同社では,主に企業情報システムの開発を請け負うソフトハウスやシステム・インテグレータでの受注を狙う。