日本アイ・ビー・エムは1月25日から,自社の情報システムが西暦2000年問題に適切に対応できているかどうかを判定するためのチェックリストを,同社のWebサイトで無償公開を始めた。

 チェックリストは,8分野に渡って計70項目からなる。経営トップの問題の重要性に対する認識やテスト計画の有無,トラブルが発生した場合のエマージェンシー・プランの有無などを問う。企業の経営者が記入することを想定しているため,技術的な内容は含まない。各項目の対応度に応じて点数が加算され,合計点が高いほど「リスクが大きい」ということになる。

 2000年問題は,現場では問題の重要さを認識しているのにもかかわらず,経営陣の認識が不足しているために対応がなかなか進まない,というケースがある。そんな場合に,トップにこの問題の深刻さを啓もうするためにチェックリストを利用する,といった用途もあるだろう。