マジックソフトウェア・ジャパン(MSJ)は2月5日から,開発ツールdbMAGICの新版Version 8日本語版を出荷開始する。

 dbMAGICは,コードを書かずにデータベース・アプリケーションを開発可能にするRAD(Rapid Application Development)ツール。プログラム記述用のテーブルにパラメータを記述することでアプリケーションを作成できる。作成後に,コンパイルすることなく実行できるのも特徴。作成したアプリケーションはOSやデータベースから独立しており,異なるOS/データベース環境にそのまま移植できる。これまでワコムが販売していたが,MSJの設立に伴い,同社が総販売元となった。

 Version 8での主な強化点は以下の3点。
(1)グループ開発に対応:バージョン管理機能を追加したほか,最大128人までの同時並行開発をサポートした
(2)Web対応機能を追加:HTML文書やJava対応の画面を自動生成可能にした
(3)分散アプリケーションに対応:アプリケーション・パーティショニングの機能を追加。Magic Request Brokerと呼ぶ連携機能により,複数のサーバー/クライアントで構成される分散環境でロード・バランシングやフェイルオーバー,同期/非同期処理などを実現した。Webベースの3階層システムも構築できるという(別にWebサーバー・ソフトが必要)。

 動作環境は,クライアントがWindows 95/98/NT 4.0,アプリケーション・サーバーがWindows NT Server 4.0(OS/400も予定)。Btrieve,Oracle,SQL Server,ODBC 2.0対応のデータベースに対応する(DB2/400も予定)。価格は,デスクトップ用開発版が30万円,エンタプライズ用開発版が60万円,クライアント実行版(1ユーザー)が6万円から,エンタプライズ・サーバー(1インスタンス)が27万円から。