Jbuilder 3の最大の特徴は,Java開発キットの最新版Java2に対応した点。GUIコンポーネントSwingによるビジュアル開発環境を備えるほか,2Dグラフィックス描画を強化するJava2DのようなJava2の最新仕様を利用できる。既存のJDK 1.1用アプリケーションをJava2対応に変換する移行支援ウィザードも提供する。
また,分散オブジェクト環境CORBA(Common Object Request Broker Architecture)に準拠した分散アプリケーションの開発支援機能も強化した。サーブレットからデータベース・アプリケーションまでのJavaプログラムを自動的に生成するアプリケーション・ジェネレータを提供するほか,複数プラットフォーム間での分散デバッグも可能にした。