日本オラクルは4月1日,データベース・サーバーOracle8の新版Oracle8 Release8.0.4を出荷開始する。Javaを使ったアプリケーションから直接Oracle8に接続できるようにJDBCドライバを備える。97年9月のOracle8出荷から半年,ようやくJava技術に対応したOracle8の登場だ。

 Oracle8 R8.0.4のJDBCドライバは,JDBC/OCIドライバと,JDBC/Thinドライバの二種類。JDBC/OCIドライバは,JavaアプリケーションからJDBCへの呼び出しをOracle独自のインタフェースOCI(Oracle Call Interface)を使い,ミドルウエアNet8を通してOracle8に接続する。Oracle7やSQL*Netとも互換性があるので,従来のクライアント-サーバー・システムを,比較的簡単にJavaアプリケーションに移行できる。一方,JDBC/Thinドライバは,OCIを経由せずに直接,Net8を通してOracle8に接続する。自身もJavaで書かれており,300KBとファイル・サイズも小さく,Javaアプレットからも利用可能だ。

 このほかOracle8 R8.0.4は,米Legatoのメディア管理ソフトLegato Storage Managerを標準バンドルし,ディスクだけでなくテープによるバックアップの自動運用も可能にするなど,システム管理機能も強化した。

 なお,今回のOracle8 R8.0.4の発表を機に,同社はOracle8ラインナップの製品名を若干変更した。ワークグループ向けのデータベースであるOracle8はOracle8 Workgroup Serverに,個人向けデータベースであるPersonal Oracle8はOracle8 Personal Editionに,それぞれ変わる。変更の理由として同社は「製品名を分かりやすくするため」と説明している。

 価格は,Oracle8 Enterprise EditionがWindows NT版で160万円(8ユーザ)から。Oracle8 Workgroup Serverが同じくNT版で22万(5ユーザ)から。Oracle8 Personal EditionがWindows95/NT版で6万9000円から。