米Sun Microsystemsは5月6日,同社のJava技術を欧州の標準化団体ECMA(European Computer Manufacturers Association:欧州電子計算機工業会)に提案すると発表した。  ECMAは,スクリプト言語JavaScriptを標準化したECMAScriptなどで知られ,ISO(International Standardization Organization:国際標準化機構)との関係も深い。まずJavaをECMAの標準とし,さらにISOの標準としていくことで,Java技術のさらなる普及を加速するのが狙いだ。

 同社がECMAに提案するJava技術は,最新Java基本開発キットのJava 2のうち,(1)Java言語仕様,(2)Java仮想マシン仕様,(3)Java APIコア・クラスライブラリ仕様の三つ。詳細は6月24日に京都で行われるECMAの会議で発表される。

 一方,米MicrosoftHewlett-Packard(HP)オムロンなど7社は5月6日,リアルタイム組み込みJava技術に関する標準仕様作成のための団体J Consortiumを設立したと発表した。すでに横河電機など25社以上が参加を表明しているという。Javaの標準化を巡る状況は,混沌となる一方だ。