文化オリエントは9月下旬に,グリッド(表計算)コントロール製品SPREADの新版3.0Jを出荷開始する。これが2年ぶりのバージョンアップとなる。開発元は米FarPoint Technologies。価格は8万8000円。Visual Basic 5.0/6.0から利用できる。

 SPREAD3.0Jは,Spread,SpreadPreviewという二つのコントロールから成る。Spreadコントロールは,グリッドの基本機能を提供する。3.0版では,新たにADO(ActiveX Data Objects)やリモート・データ・コントロールによるデータ・アクセスをサポート。加えて,Excel97形式ファイルの読み書きやHTML形式の保存を可能にした。このほか,(1)OLEドラグアンドドロップ,(2)セル単位での数式の再計算,(3)76種類の数学関数式,(4)行列データの並べ替え,(5)文字列の垂直配置,(6)セルを選択/非選択した際の文字色や背景色の設定,(7)セルの上下左右で異なる罫線を引けるようになった,などの新機能を搭載する。

 SpreadPreviewは今回から加わったコントロールで,印刷イメージのプレビュー機能を提供する。複数ページの一括表示や,ズーム設定などが可能だ。

 文化オリエントは,2月下旬に出荷開始したVS-FlexGrid Pro 6.0J,7月下旬に出荷予定のTrueDBGrid Pro 6.0Jに続いて,99年に三つのグリッド・コントロール製品をバージョンアップすることになる。VS-FlexGrid Pro 6.0JやTrueDBGrid Pro 6.0Jの新機能もADOへの対応やプレビュー機能の搭載が中心であり,3製品の機能的な差は縮まりつつあるようだ。