日本ユニシスは8月20日に,COBRA対応のミドルウエア製品SYSTEM ν[nju:](システムニュー)の体験版SYSTEM ν[nju:] Lightの無償ダウンロード・サービスを開始した。ダウンロード後3カ月間,無償で利用できる。申し込みは同社Webサイトから可能。気軽にCORBA製品を扱ってみたいという人には朗報だろう。

 SYSTEM ν[nju:]は,分散オブジェクト技術を使った基幹システムの構築を支援するミドルウエア。ORB(Object Request Broker)に加え,分散トランザクション管理や永続オブジェクト管理,ロード・バランシングなどの機能を提供する。価格は,57万6000円~5280万円(一括使用料)。最新版は98年7月に出荷開始したVer.3.2である。

 SYSTEM ν[nju:] Lightは,このVer.3.2製品版の機能を限定し,無償で利用できるようにしたもの。当初はこのLightも有償で販売する予定だったが,体験版としてタダで提供することに方針を変更したという。Lightが備える機能は,基本的にORB,ネーミング・サービス(永続化機能はない),インタフェース・リポジトリの三つで,分散トランザクション管理や永続オブジェクト管理などはサポートしない。また,(1)同時スレッド数は2(製品版は最大50~100),(2)対応OSはWindows NT 4.0のみ(同Solaris,HP-UXもサポート),(3)データベースをサポートしない(同Oracle8に対応),(4)開発言語はC++またはCOBOL(同Java,Visual Basicにも対応)などの違いがある。