ビジオ・ジャパンは9月末に,ビジネス・グラフィックス・ツールVisioの新版「Visio 2000 Standard Edition」を出荷開始する。Visioは,プレゼンテーション資料からネットワーク図やデータフロー図まで,グラフィックス作成を幅広く支援するツール。今回投入するStandard版は個人向けで,レポートや企画書などの作成に向く。これが約1年ぶりのバージョンアップとなる。価格は3万円で前版と同様。アップグレード版(1万3800円)も提供する。稼働環境は,Windows 95/98/NT 4.0。

 Visio 2000 Standardの最大の特徴は,Officeの最新版であるOffice 2000が搭載しているVBA(Visual Basic for Applications)6.0をサポートしたこと。これにより,Excel 2000やWord 2000などOffice 2000のアプリケーションをVisioと連携させて利用できるようにした。VBA 6.0をサポートするサードパーティ製品としては,ほかにマイクログラフィックスのグラフィックス・ツールiGrafx Professional/Processがある。

 Visio 2000 Standardはこのほか,(1)全体の図面を別のウィンドウに表示するサブウィンドウを搭載,(2)最近使用したファイルを一覧表示可能にした,(3)組織図作成ウィザードを搭載,(4)XMLに対応,などの機能強化を図っている。

 VisioにはStandardに加えて,技術図面作成に向くTechnical,情報システムや業務プロセス関連の作図のためのProfessional,ネットワークやデータベースの設計,データ・モデリング設計など本格的なシステム設計機能を加えたEnterpriseがある。ビジオ・ジャパンはStandardに続いて,10月末にVisio 2000 Technical,2000年の第1四半期に同ProfessionalとEnterpriseを出荷する予定だ。