メトロワークスは9月13日,ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の次世代家庭用ゲーム機器「プレイステーション2」用ゲーム・ソフトの開発ツール「CodeWarrior for PlayStation2 日本語版リリース1」を発表した。SCEが同日にプレイステーション2を正式に発表したのに合わせたもの。9月16日にSCEとライセンス契約を結んだデベロッパからの受注を開始し,10月29日に出荷開始する予定。価格は39万8000円。

 CodeWarrior for PlayStation2は,Windows 95/98/NT 4.0上でクロス開発が可能なGUIベースのC/C++/アセンブラ開発環境。統合開発環境のCodeWarrior IDEおよび,自社製のC/C++コンパイラとアセンブラ,リンカー,デバッガなどが付属する。ソースコードのバージョン管理機能も備える。

 CodeWarrior IDEは,エディタ,プロジェクト・マネジャ,クラス階層ブラウザなどの機能を搭載する。これらの機能の操作性は,同社のWindows版CodeWarriorなどに付属するものと同様なので,使い慣れたWindows環境で開発を進められるというメリットがある。ただしWindows上でエミュレーション実行する機能を持たないため,テスト/デバッグには,SCEが販売する開発用ハードウエア「DTL-T10000」(価格は200万円。SCEのニュースリリースはこちら)が必要になる。CodeWarriorにはDTL-T10000をネットワーク経由でリモートデバッグ可能なソースレベル・デバッガが付属する。

 また,同社は99年末までにSCEと共同で,開発したソフトのパフォーマンスを分析するプロファイラ「CodeWarrior Analysis Tools for PlayStation2」を提供する予定。さらにSCEとのミドルウエア・ライセンス契約に基づいて,ベンダー各社が今後提供するグラフィックス・ライブラリなどもCodeWarriorで利用できるようサポートしていくという。