ニチメンデータシステムは10月26日,Webアプリケーション・サーバーの新版「SilverStream Application Server 3.0」を発表した。中小規模・開発版のDeveloper Editionと,大規模運用版のEnterprise Editionから構成され,2000年1月中旬に英語版を,同3月上旬に日本語版を出荷開始する。

 SilverStreamは,米SilverStreamが開発したJavaベースのアプリケーション・サーバー。Javaアプレット/アプリケーション・ベースのクライアントと,サーバーベースのJavaプログラムの開発と運用をサポートする。国内ではニチメンデータシステムが販売しており,累計で300サーバーのライセンス実績があるという。

 新版では,Javaの企業システム構築用キットであるJava2 Enterprise Edition(Java2EE)を新たにサポート。EJB(Enterprise JavaBeans)1.1やJSP(JavaServer Pages)1.0,Swingなどの主要な規格に対応した。特にEJBやServletなどは,独自の開発環境SilverStream Designerでビジュアルな開発ができるほか,Jbuilderなどの他社のJava開発ツールとの連携も可能になった。また,CORBAやCOM/DCOMなどの分散オブジェクト環境にも対応し,分散環境にあるプログラムをデバッグするリモート・デバッグの機能も搭載した。2000年1月出荷開始予定の英語版では,マニュアルなどは英語だが,日本語による開発は可能だという。

 動作OSはWindows NTとSolaris。Developer Editionは1~25ユーザー版があり,開発環境のSilverStream Designerのほか,サンプル・アプリケーションなどを含む。一方Enterprise Editionはユーザー数は無制限だが,開発環境は含まず運用サーバーのみ。価格は,Developer Editionが9万8000円(1ユーザー)から,Enterprise Editionが250万円(1CPU)から。