日本オラクルは11月26日,モバイル用データベースの新版Oracle8i Liteを出荷開始する。価格は1ユーザーあたり3万9000円。追加ライセンスにはボリューム・ディスカウントも用意する。

 Oracle8i Liteは,Oracle Lite Release3.5の後継製品。1MBのメモリーでも動作する軽量なRDB(リレーショナル・データベース)であるOracle Lite(Release4.0),オフライン環境でのWebアプリケーション実行機能を提供するWeb-to-go,レプリケーション機能を提供するiConnect,という三つのコンポーネントで構成される。

 このうち最大の目玉は,Web-to-go(Webのお持ち帰り)の搭載。サーバー用のJavaプログラム(サーブレット)をクライアントにダウンロードし,インターネットに接続していないオフラインのマシン上でWebアプリケーションを実行できるようにするものだ。Web-to-goのコンポーネントには,Web-to-goサーバーと小型Webサーバーとして機能するWeb-to-goクライアントのほか,アプリケーション開発を支援するWeb-to-go SDKも同こんする。ただしWeb-to-go機能を実現するには,サーバー側に同社のアプリケーション・サーバーであるOAS(Oracle Application Server)4.0以上が必要となる。

 対応するプラットフォームはWindows 95/98/NTで,Windows CE版は2000年2月に出荷開始する予定。今後,Palm OS版,次世代携帯電話用OSのEPOC32版,家電組み込み用OSのChorus OS版も登場する予定である。