米MicrosoftのWindows CEに対応するデータベース・ソフトの開発が急ピッチで進んでいる。米Oracleは,小型軽量データベース・エンジンOracle LiteをWindows CEに対応させ,98年夏をメドに出荷開始する見込み。また,米Sybaseも4月6日,Adaptive Server Anywhere for Windows CEのベータ・テストを98年第2四半期に行うと発表した。

 これらデータベース・ベンダーの動きは,Windows CEが単なるモバイル・パソコン向けのOSではなく,組み込み機器専用OSとして応用範囲を広げつつあることと深く関係している。パソコン以外の組み込み機器上でWindows CEが稼働すれば,開発者はWindows95やNTでのデータベース・アプリケーションのノウハウを,そのまま組み込み機器でも適用できるからだ。

 その傾向を拍車するかのようにMicrosoftは4月6日,Windows CE自身にリアルタイムOSの機能を追加していくと拡張計画を発表した。リアルタイムOS化によって,組み込み機器で,専用OSに負けない機能を実現していく方針だ