米devSoftカナダNS BASICは11月23日,devSoftのインターネット・ツールキット「IP*Works」をNS BASICのWindows CE向けBASIC開発環境「NS Basic/CE」のユーザーに95ドルで販売すると発表した。NS Basic/CE自体も95.95ドルという比較的廉価なソフトなので,200ドル程度でWindows CEでインターネット対応プログラムを開発できることになる。

 IP*Worksは95年に最初のリリースが出た製品で,Windows 95/98/NT上で動くActiveX Edition,Visual Basic Edition,C++ Edition(C++のクラスやCのライブラリ),Delphi Edition(ビジュアル・コンポーネント・ライブラリ),C++ Builder Edition(同)が295ドル,Windows CE用のActive X EditionとC++ Editionが695ドルで販売されている(Java Beans版は現在ベータ2の段階で2000年1月発売予定)。NS Basic/CEとIP*Worksの組み合わせ販売価格は破格と言えるだろう。

 NS Basic/CE向けのIP*Worksには22種類のActive Xコンポーネントが含まれる。具体的には以下の通り(アルファベット順)。

FTP:FTP(File Transfer Protocol)によるファイル転送
HTTP:Webの文書通信をする。認証,プロキシ対応
ICMPPort:IPの制御レイヤーにアクセスする
IMAP:メール・サーバーにアクセスする。IMAP4対応
IPDaemon:TCP/IPサーバーを作るためのコンポーネント
IPInfo:DNS(Domain Name Services)などを利用する
IPPort:Winsockのストリーム・ソケットを利用する
LDAP:ディレクトリ・サーバーを利用する
MCast:マルチキャスト通信をする
MIME:MIME(Multipurpose Internet Mail Extention)のエンコード/デコード
MX:メール・サーバーにアクセスしてメール・アドレスが有効か確認
NetCode:UUencode,Base64,URLエンコーディングなどの実装
NetDial:ダイアルアップ接続をする
NNTP:USENETのニュースを利用する
POP:メール・サーバーにアクセスする。POP2/3対応
Rexec:rexecプロトコルでリモート・コマンドを起動する
Rshell:リモート・シェルを使いリモート・コマンドを起動する
SMTP:メール送信に利用する
SNMP:ネットワーク管理エージェントを作るのに利用する
SNPP:ポケットベルに情報を送る
Telnet:telnetクライアントを作るのに利用する
UDPPort:UDP(User Datagram Protocol)による高速転送をする

 NS Basic/CEを持っているプログラマはNS BASICのサイトからIP*Worksの試用版をダウンロードできる。30日間利用可能なので,購入前に実験用のプログラムを作ったりすることができる。