「あなたの会社のWebを使ったビジネス・プロジェクトを成功させる上で,戦略上もっとも重要な役割を果たしそうなIT(情報技術)会社を1社選ぶとしたら,それはどこか?」。米国の調査会社であるIDCがこのほど,こんなユニークな調査の結果を発表した。IT会社とは,MicrosoftやNetscape,IBM,Oracleといったベンダーのことだ。対象は従業員500人以上の米国企業270社で,97年第4四半期に実施した。

 その結果,最も多かったのは意外なことに「ない/分からない」。全体の45.8%を占め,2位のMicrosoftの24.2%をダントツに引き離した。97年の結果(39.1%)より6.7ポイントも増えている。少なくとも米国のユーザーの多くは,Web時代に主導権を握れるベンダーは「実はいない」と考えてるようだ。

 それでもMicrosoftは,IBM(9.9%)やNetscape(2.7%),Sun(1.0%),Oracle(0.9%)を大きく引き離している。今回の調査では,これら「反Mircosoft勢力」の旗色の悪さも目に付いている。