レッドハットは3月28日,LinuxディストリビューションRed Hat Linuxの新版6.2Jを発表した。4月21日から順次出荷する。2000年2月に出荷開始した6.1改訂日本語版に続くバージョンアップとなる。米Red Hatは3月27日に同製品を発表しており,日米ほぼ同時に発表したことになる。

 Red Hat Linux 6.2Jでは,まず従来は1種類だったパッケージ構成がスタンダード,デラックス,プロフェッショナルの3種類となった。従来版はデラックスに相当し,これにエントリ版のスタンダードとサーバー向けのプロフェッショナルを加えた形だ。

 6.2J全体の主な強化点は,(1)4GBメモリーに対応,(2)パーティション構成を変更せずにインストールを可能にした,(3)クラスタリング機能を搭載,(4)ハードディスクに直接データを書き込むRaw I/O機能を搭載,(5)Pentium IIIをサポート,(6)X Window関連を強化(日本語Sawmillウィンドウ・マネジャを追加など)などである。

 今回新たに加わったスタンダード(4月21日に出荷開始)は,3980円ともっとも安いエディション。(1)OSのCD2枚,(2)ドキュメントCD1枚,(3)90日間の電子メール・サポート,(4)30日間の優先オンライン・アクセスが付く。

 デラックス(4月21日に出荷開始)は,(1)(2)(3)(4)(4の期間は90日間になる)に加えて,(5)ワークステーション向け商用アプリケーションCD1枚,(6)30日間の電話サポートが付いて1万2800円。(5)には,日本語変換システムのATOK12SEやWnn6など計10種類のアプリケーションが収録される。

 プロフェッショナル(5月中旬に出荷開始予定)の製品構成は明らかになっていない。電子商取引のWebサーバー構築に最適なパッケージという。Red Hatが開発したセキュリティWebサーバーSecure Web Serverをバンドルする。価格は2万9800円を予定。