日本コンピュウェアは早ければ4月末にも,Windows 9x/2000/NT用デバイス・ドライバ開発支援ツール・スイートの新版「NuMega DriverStudio1.5日本語版」と「NuMega DriverSuite1.5日本語版」を出荷開始する。開発元は米Compuware。

 DriverStudio1.5は,Windows用デバイス・ドライバのコーディングからテスト/デバッグまでの各開発工程を支援するツール・スイート。下表の8個の製品で構成される。Visual Studioのアドオンとして機能するウィザードや付属のC++クラスライブラリを利用して,Windows 9x/2000/NT用ドライバを簡単に作成できるほか,DriverAgentに含まれる汎用ドライバのエージェント・クラス・ドライバを使って,Visual Basicなどでハードウエアを直接アクセスするアプリケーションを作成することも可能。

 新版の目玉は,開発したドライバのテストを支援するTrueCoverage Driver Editionを新たに追加したこと。またDriverWorksでは,WDM(Windows Driver Model)のPower Managementに対応し,USBサポートも強化した。デバッガのSoftICEは,Windows 2000(RC2以降,製品版を含む)に対応したほか,新しいキーボード・フックの手法を採用してUSBキーボードなどでも利用できるようにした。DriverAgentのエージェント・クラス・ドライバは,PCIコンフィギュレーション空間へアクセスするAPIを新たに用意。このほか,DriverWorkbenchのユーザー・インタフェースを改良するなど,すべてのツールに対して強化を図っている。

 加えて,本バージョンから日本語マニュアルも付属する。価格は44万円で,1年間の無償アップグレードの権利を含む。

 一方DriverSuiteは,DriverStudioからテスト用のツールを除いた製品で,表の上から四つのツールを同こんする。価格は28万円。

同こんするツール 内容
DriverWorks Windows 9x/2000/NT用ドライバ開発用のC++クラスライブラリとウィザード
DriverAgent C/C++,Visual Basic,Java,Delphiでハードウエアを直接アクセスするアプリケーションを作成するための支援ツール
VToolsD C/C++でWindows 9x用仮想デバイス・ドライバ(VxD)を作成するためのライブラリ/ウィザード
SoftICE カーネル・モード・デバッグが可能なデバッガ。マルチプロセサ・システムも対応
BoundsChecker Driver Edition APIのパラメータ・チェックやメモリー・エラーなどを検出するツール
FieldAgent 顧客サイドなど遠隔地でのクラッシュにおけるイベントを収集するツール
DriverWorkbench BoundsCheckerとFieldAgentのユーザー・インタフェースとなる統合テスト/デバッグ環境
TrueCoverage Driver Edition ドライバのソースコードがどの程度テストされているかに関する情報を収集