アシストは5月17日に,アプリケーション開発ツールPowerBuilderのマイナー・バージョンアップ版「PowerBuilder 7.02 日本語版」を出荷開始する。製品名は前版(7.01)と同様,「PowerBuilder 7.0 for Windows 日本語版」のままで,5月17日出荷開始分から製品の中身を7.02に切り替えることになる。

 PowerBuilder 7.02は,基本的に7.01のバグ・フィックス版で,PowerBuilder本体の機能は同じ。ただし,PowerBuilder Enterprise版に付属するアプリケーション・サーバーEnterprise Application Server(EA Server)が3.0から3.5にバージョンアップする。

 EA Server 3.5では,サーバー側での負荷分散を実現するロード・バランシング機能として,従来のランダム形式(乱数で得られる値を基準にする負荷分散方法)に加えて,「ラウンドロビン形式」と「重み付け」を新たにサポートした。ラウンドロビン形式は,複数のマシンに対して順番に処理を割り当てていくというもの。重み付けは,例えば「処理性能の高いマシンに負荷全体の3分の2を,低いマシンに3分の1を割り振る」といったことを可能にする機能である。また,Enterpise JavaBeans(EJB)1.0に新たに対応する(EJBコンテナ機能を備える)や,2フェーズ・コミット機能を強化する。

 開発環境はWindows 95/98/NT 4.0/2000,EA ServerはWindows NT 4.0で動作する。価格は前版(7.01)と同じで,Enterprise版が53万円で,Desktop版が4万9000円。7.01のユーザーは,アシストとサブスクリプション契約を結んでいるなら無償,結んでいないなら有償(Enterprise版が5万3000円,Desktop版が4900円)で7.02にアップグレードできる。

 アシストはEA Server 3.5を単体でも販売する。詳細は5月中旬に発表する予定。Solaris版,HP-UX版,Linux版も順次リリースしていくという。