ActiveXコントロール製品ベンダー団体のActiveXベンダ会(AVA:ActiveX Vendors Association)が名称を「コンポーネント・ベンダ会(CVA:Component Vendors Association,シーバと発音)」に変更し,対象をActiveXコントロール以外のコンポーネントにも広げる。7月上旬に開催されるAVAの総会で正式に決まる予定だ。

 AVAは,ActiveXコントロール市場の拡大やベンダーの育成を目的として,1997年2月に設立された団体。約30社のベンダーおよび約10社のユーザーが会員となっている。しかし,日本でのActiveXコントロール市場が当初の予想ほど成長せず,「市場規模はせいぜい5億円前後で横ばいの状態」(AVA会長を務める高根英哉コムラッド代表取締役)。その一方で,「AVAには(コンポーネントに対する)ピュアな気持ちを持ち,かつ高い技術力を備えた人たちが集まっている。こんな団体はほとんど例がない」(同)ことから,AVAの組織は存続する形で,活動の幅をActiveX以外にも広げるという方針をとることにした。

 CVAは基本的に,サーバー側で動作するコンポーネント(サーバーサイド・コンポーネント)に関する活動を中心としていく見込み。ただ,現段階ではサーバーサイド・コンポーネントの技術が複数あってどれが標準になるかが見えておらず,開発手法も確立されていないため,「当面は2カ月に1回程度の会合を開いて,サーバーサイド・コンポーネントの現状をディスカッションしていく」(同)という。