ソフトハウスのソフトウエアマネジメント(本社東京)は5月中旬にも,Windows CEに対応したデータベース・アプリケーション開発ツールのVisual CEを出荷する。米国のODBCソフト・ベンダーであるSYWAREが開発した製品を日本語化したもの。日本では初めての本格的なCE用開発ツールとなる可能性が大きい。

 Visual CEは,ハンドヘルド・パソコンでローカルに動くカード型データベースを搭載。データ項目に名前を付けて並べていくだけで,アプリケーションのデータ入力フォームを作成できる。

 Windows CEで動くODBCドライバも備えており,ODBC経由で外部のデータベースと連携したアプリケーションも実現できる。例えば,Accessとの双方向のデータのやり取りや,CE側からExcelへのデータのコピーなどが可能。ただし,AccessとExcel以外のデータベースとの動作確認はしていないという。外部のデータベースと同期をとり,定期的にCE側のデータを更新できるデータ・シンクロナイズ機能も搭載する。

 Visual CEには,プロフェッショナル版(19万8000円)とパーソナル版(3万2000円)がある。プロフェッショナル版はランタイムの配布が自由なことに加え,パーソナル版にはないいくつかのコントロールやデータベース関連機能を持つ。パーソナル版は,構築したアプリケーションをある特定のハンドヘルド機にのみ配布できる。

 開発環境は,Windows 95またはWindows NT4.0と接続されたWindows CE搭載機。カシオ計算機のCASSIOPEAと,NECのMobileGearでの動作は確認済みという。