日本エクセロン(旧オブジェクトデザインジャパン)は6月14日,XML(eXtensible Markup Language)アプリケーション開発環境eXcelonの新版「eXcelon B2B Portal Server バージョン2.5(B2BPS)」を出荷開始した。同製品は2000年2月に出荷開始した開発ツール「eXcelon Dynamic Application Platform(DAP)2.0」の後継版。機能改良を機に,単なるXML開発ツールからB2B(Business to Business:企業間)システム連携開発ツールへの脱皮をはかるべく,名称を変更した。

 B2BPSは,開発ツール・セットの「eXcelonツール・ボックス」,XMLデータベース「eXcelonデータ・サーバー」,既存データソースとの接続ツール「XConnects」の三つのコンポーネントで構成。XMLアプリケーションの設計から開発/運用までフルにサポートできる点を最大の特徴とする。新版では,1)実行性能を向上,2)日本語対応を強化,3)動作プラットフォームにSolarisを追加,4)クライアントAPIでJavaをサポート,の4点を中心にバージョンアップ。2000年中に出荷開始予定の次版(3.0)で電子カタログやパーソナライゼーションといったXMLソリューションを容易に開発するためのコンポーネントを装備し,B2Bシステム開発の定番開発環境をめざすという。

 価格は開発版で19万8000円から。クライアントはWindows 98,サーバーはWindows NT 4.0/2000,Solarisで動作する。HP-UXやAIXについても順次サポートする予定だ。構成する三つのコンポーネントの概要は次の通り。

名称概要
eXcelonツール・ボックス 汎用モデリング言語UML(Unified Modeling Language)を使ったXMLスキーマ定義用エディタ「eXcelon Studio」のほか,XSL(eXtensible Stylesheet Language)エディタ「Stylus」などを収録した開発ツール・セット
eXcelonデータ・サーバー XML専用のデータベース・サーバー。XPath,XSLT,DOM(Document Object Model)といったW3Cの標準規格に準拠したXMLパーサーを装備し,同社のオブジェクト・データベースObjectStoreの技術を使って,XMLドキュメントをそのまま管理できる
XConnects 既存のデータソースを自動的にXMLデータに変換し,B2BPSへデータを取り込むツール。数十種類のデータソースに対応する