日本オラクルの子会社であるミラクル・リナックスは9月末,RDBMS(リレーショナル・データベース管理システム)のOracleに対応したLinuxディストリビューション「Miracle Linux」を出荷開始する。これが同社にとって初めての製品だ。

 Miracle Linuxは,Oracle8iに最適化した国産のLinuxディストリビューション。Oracleのインストールを支援する機能やパフォーマンス向上のための機能を搭載するほか,4GBのメモリー空間をサポートするなど,Oracleを最大限生かすための調整が施されている。今回出荷するのは中小規模向けのStandard Edition。Oracle8i for Linux Release 8.1.6に対応する。価格は1サーバーで5万円。日本オラクルが9月11~12日にパシフィコ横浜で開催する開発者向けカンファレンスOracle iDevelep2000でもベータ版を配布するという。追って2001年前半をめどに,大規模向けのEnterprise Editionを投入する予定だ。

 ミラクル・リナックスは,Oracle向けに調整した独自のLinuxディストリビューションの開発を目的として,日本オラクルが2000年4月に設立した子会社。日本オラクルだけでなく,NECやターボリナックスジャパンなども出資している。