マイクロソフトは9月上旬に,Windows 2000向けの日本語版Service Pack(SP)1を配布する予定だ。同社が8月28日に実施したWindows 98 Millennium Edition発表会で明らかにした。

 Windows 2000 SP1は,Windows 2000 Serverでの一部の機能でのカナ文字の扱いに失敗するという不具合への対応など,200以上の修正を施しているという。米Microsoftはすでに7月31日から英語版SP1の提供を開始している。日本では当初「8月中に配布を開始する」(マイクロソフト)としていたが,結局配布開始は9月にずれ込むことになった。同社はその理由を「Service Packはこれまで開発完了後すぐに公開していた。しかし,今回は完了後にコンピュータ・メーカーなどに検証を依頼することにしたため,配布が約10日間遅れることになった」と説明している。