ボーランドは6月26日に,Javaベースのビジュアル開発ツールJBuilder 2の日本語版を出荷開始する。Standard(2万9800円),Professional(6万8000円),Client/Server Suite(39万8000円)の3製品を用意する。

 JBuilder 2の大きな特徴は(1)今夏にもリリース予定のJDK(Java Development Kit)1.2に対応,(2)サーバー・アプリケーション開発機能を大幅強化,の2点。

 (1)は,プロジェクトごとにJDKのバージョンを選択できる機能を搭載することで,最新のJDK1.2対応を可能にした。JDK1.2に対応したことで,ユーザー・インタフェースの拡張ライブラリであるSwingコンポーネントを使った画面設計などができる。

 (2)はJavaBeansのサーバー・コンポーネント仕様であるEJB(Enterprise JavaBeans)に基づいたコンポーネントをウィザード形式で作成する機能を備えている。またClient/Server SuiteではCORBA2.0準拠のミドルウエアVisiBroker for Java3.0をバンドルし,JavaとCORBAによる分散アプリケーション開発環境に対応している。

 このほか,JavaBeansをビジュアルに開発できるツールBeanExpress,クラス名とピリオドを入力するとそれに続くメソッドの一覧などのリストを表示するコーディング支援機能のCodeInsightなどの新機能を搭載している。

 同社は6月8日から社名をインプライズに変更し,エンタプライズ向け製品の強化を図る計画。企業システム開発の機能を強化したJBuilder 2を,その尖兵の一つとしていく考えだ。