日本オラクルは11月24日,リレーショナル・データベース管理システムの新版「Oracle8i Enterprise Edition Release 8.1.7」を出荷開始する。前版8.1.6からのマイナー・バージョンアップ版だが,JavaやXML(Extensible Markup Language)関連のさまざまな強化が図られている。今回発売するのはSPARC版のSolaris向けで,Windows版なども順次出荷していくという。価格は,8ユーザー版が320万円から。同日より,Webサイト上で操作マニュアルも公開する予定だ(すでに新機能概要ホワイトペーパーは公開している)。

 Oracle8i Enterprise Edition Release 8.1.7におけるJava関連の主な強化点は,(1)従来Oracle JServerとして提供してきたJavaVMであるOracle 8i JVM Acceleratorを標準で組み込んだ,(2)動的HTMLを生成するサーブレットの実行エンジンであるOracle Servlet Engineを追加,(3)JavaServer Pages 1.1に準拠したOracle JavaServer Pagesを追加,の3点。これでデータベース・サーバーとサーバーサイドJava環境がほぼ一体化した形となった。

 XML対応では,SQLクエリーの結果からXMLを自動生成するツールであるXML SQL Utilityと,XML開発キットOracle XML Development'sKitを追加した。このほか,米国商務省のTriple DESや米RSAのRC4といった暗号化方式をサポートしたオプションOracle Advanced Securityを追加している。