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 メトロワークスは2月1日,任天堂の新家庭用ゲーム機「NINTENDO GAMECUBE」(ニンテンドー ゲームキューブ,以下GAMECUBE)向け開発支援ツール「CodeWarrior for NINTENDO GAMECUBE」を発売する。2月26日から出荷を開始する予定だ。同社によれば,GAMECUBE向けの統合開発環境はこれが初めてという。

 GAMECUBEは,NINTENDO64の後継にあたる家庭用ゲーム機(詳細は任天堂のニュースリリースを参照)で,2001年7月の出荷を予定している。CodeWarrior for NINTENDO GAMECUBEは,このGAMECUBEで動作するゲーム・アプリケーションをC/C++言語で効率よく開発可能にするためのツールである。(1)IDE(統合開発環境:インテリジェント・エディタ,ソースコード・ブラウザ,プロジェクト・マネジャ,自動メイク・システムなど),(2)C/C++最適化コンパイラ,(3)アセンブラ,(4)リンカー,(5)ソースレベル・デバッガなどで構成する。(2)では,GAMECUBEがCPUとして採用しているGekko(米IBMがPowerPC 750をベースに開発したプロセサ)に最適化したコードを生成できる。また(5)では,メトロワークスのMetroTRK(Target Resident Kernel)と呼ぶ機能を使ったリモート・デバッグを可能にしている。このほか,他のCodeWarriorシリーズと同じ操作性を提供しているため,CodeWarriorの使用経験のある開発者ならすぐ利用できることや,コンパイラの性能が高いことなども特徴としている。

 動作環境(ホスト)はWindows NT 4.0(SP5)。価格は34万5000円(1ユーザー)だが,4月末まではキャンペーン価格25万8000円で販売する。また,任天堂が提供するGAMECUBE向け開発キットGAMECUBE SDKに,60日間の評価版をバンドルして提供するという。2001年第2四半期には関連製品として,パフォーマンス分析ツール「CodeWarrior Analysis Tools For NINTENDO GAMECUBE」も発売する予定だ。