日本オラクルは10月2日,同社のデータベース管理システムOracle 8iをWindows 2000 Serverの最上位版のWindows 2000 Datacenter Server上で動作保証すると発表した。動作保証の対象となるバージョンは,現在発売中の「Oracle8i for Windows NT R8.1.6」から。Datacenter Serverで利用可能になる最大64Gバイトのメイン・メモリーや,32個のマルチプロセッサにも対応する。

 10月以降にNECや日本ユニシス,コンパックなど6社が販売を開始するDatacenter Server(該当サイト)の出荷と同時に動作保証する。併せて,保守サポートや,Datacenter ServerとOracle8iを組み合わせたシステム構築の技術支援などを提供していく。同じくDatacenter Serverの新機能である4ノード・クラスタについては,対応する「Oracle Fail Safe R3.1」を無償オプションとして2001年上旬に提供する予定だ。

 マイクロソフトはDatacenter Serverで,大規模システムや基幹系システムへのWindowsプラットフォームの浸透を狙っている。そのためには,NT/2000で実績のあるアプリケーションの対応が欠かせない。今月にもDatacenter Serverの出荷を予定している日本ユニシスのESビジネス推進部マーケティング室長の龍岡慎一氏は「大規模システム向けにDatacenter Serverを販売していくにはOracleの対応は必須」と,Oracleの早期対応を歓迎する。
(森重 和春=日経Windows2000)