マイクロソフトは4月12日に発売する「Small Business Server 2000 日本語版(SBS 2000)」(該当サイト)をてこに,中小企業向け市場への取り組み建て直しを図る。販売を請け負うパートナーへの支援策を拡充したほか,ユーザーに対する支援策をこれまで以上に強化した。前バージョンのSBS 4.5が思っていたより拡販できなかった背景もあり,「パートナーやユーザー向け支援策の改革が急務」(マイクロソフトの阿多親市社長)と判断したためだ。

 パートナーに対しては,技術情報を提供する「プレセールスデスク」を4月12日からスタート。営業活動中にユーザーから出た技術的な質問に対応する。また,動作検証を行うテスト用サーバーの貸出サービスを4月末に開始するほか,マイクロソフトの東京・新宿オフィス内にSmall Business Serverのデモンストレーション環境を用意する。

 ユーザー向け支援策の新しい試みとしては,導入時の相談役となるパートナーを見つけ出すためのWebサイトを4月に開設する。「導入の相談をしたくても,相手が見つからない」といったユーザーの不満に応じたもの。Webを閲覧する環境がないユーザー向けには,電話によるパートナーの紹介を請け負う。

 講演やセミナーといったイベントも積極的に活用していく。中小企業の経営者やパートナーを対象としたIT活用実践セミナー「スモールビジネス ビッグ デイ」(該当サイト)を4月4日より全国7カ所で開催。導入事例の紹介やスモール・ビジネスに関する講演,セミナーのほか,会場内で製品導入に関する具体的な相談にも対応するという。
(菅井 光浩=日経Windows2000)