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 ボックス型ファイアウオール製品大手の米SonicWALLは6月6日,ISPやデータ・センターなどの大規模ユーザー向けに,ボックス型ファイアウオール製品の「SonicWALL GX」シリーズと,暗号化処理を高速化するSSL(Secure Socket Layer)アクセラレータ製品「SonicWALL SSL-R」シリーズを発表した。同日から幕張で開催されている「NetWorld+Interop 2001 Tokyo」に合わせて来日したSonicWALLの上級副社長Raj Dhingra氏は,「これまで当社は手軽に導入できる中型/小型の製品を得意としてきたが,ワールドワイドのVPN(Virtual Private Network)装置市場でトップシェアを獲得したノウハウを武器に,大規模ユーザー市場にも本格参入する」と意気込みを語った。

 大規模ユーザー向けのファイアウオール製品は,数万人の同時アクセスがあっても,十分なスループットを得られることが重要になる。SonicWALL GXには,スループット100Mビット/秒対応の「GX250」と1Gビット/秒対応の「GX650」の2種類がある。両製品ともASIC(特定用途向けIC)を搭載して処理を高速化し,GX250は1秒間に25万の同時アクセス,GX650は50万の同時アクセスを実現したという。また,同製品を複数設置する冗長構成にも対応し,1台のファイアウオールに障害が発生しても,他のファイアウオールに処理を切り替えられる。

 SonicWALL SSL-Rは,SSLセッションの確立とデータの暗号化処理を実行する,1Uサイズのラックマウント型専用ハードウエア。最大600トランザクション/秒を処理する「SSL-R3」と最大1200トランザクション/秒の「SSL-R6」の2種類を用意した。

 SonicWALLシリーズの米国での価格は「同GX」が1万4995ドルから,「同SSL-R3」は5995ドル,「同SSL-R6」は3万995ドル。国内向けの価格は近日中に発表する予定。

(小野 亮=日経Windows 2000)