米Microsoftは,SQL Server 2000英語版のバグ・フィックスを集めたService Pack1(SP1)を6月12日にリリースした。MicrosoftのWebサイトからダウンロードできる。
ダウンロードできるモジュールは3種類あり,SQL Server 2000のコア向け,データベースから分析などを処理するAnalysis Services向け,少人数で使用するデータベースのDesktop Engine向けがある。それぞれ,必要なものだけを適用することができる。
今回リリースされたSP1のモジュールは,英語版のSQL Server 2000に適用するもの。米国のサイトではすでに日本語版のモジュールを選択してダウンロードできるようになっている。ただし,マイクロソフトによると,この日本語のモジュールは正式版ではないという。実際,Desktop Engine向けのモジュールが含まれていない。
日本語版SP1は,6月末までにマイクロソフトのWebサイトからダウンロードできるようになる予定である。日本語版に適用するのは,正式リリースを待った方がよい。
(伊藤 康生=日経Windows 2000)