マイクロソフトは9月4日,XML(Extensible Markup Language)ベースのシステム間連携サーバー「BizTalk Server」の拡張パッケージ「BizTalk Server Accelerator for RosettaNet」を発表した。BizTalk Serverを企業間の電子商取引(EC)の標準仕様である「RosettaNet(ロゼッタネット)」に対応させるものだ。

 RosettaNetは同名のコンソーシアムが策定する,企業間ECの標準仕様の総称である。XMLをベースとしており,メッセージに用いるコード体系や,連携時のインターフェース仕様である「PIP(Partner Interface Process)」,さらに,これらを使ったシステムの実装フレームワークである「RNIF(RosettaNet Implementation Framework)」などを含む。

 今回発表したAccelerator for RosettaNetには,BizTalk ServerをRNIF対応にするコンポーネントなどが含まれ,この製品を利用することでBizTalk Serverと他のRosettaNetシステムを容易に連携できるようになる。基本的な8つのPIPのテンプレートをあらかじめ組み込んでおり,実際のビジネス・プロセス構築も比較的容易になる。PIPの開発支援用に,連携先のシステムからの応答をエミュレートするテスト・ツールも添付する。

 同製品は9月7日に出荷を開始する。Standard EditionとEnterprise Editionの2種類が用意され,ベースとなるBizTalk Serverのエディションに対応している。ボリューム・ライセンス・プログラムの「オープン」および「セレクト」でのみ販売する。価格はオープン。セレクトで購入する場合の推定小売価格は,Standard Editionが46万5300円,Enterprise Editionが232万7100円としている。ただし,実際には案件ごとの見積もりになるという。

(斉藤 国博=日経Windows 2000)