ノベルは9月6日,Webブラウザ上でWindowsアプリケーションの実行や,デジタル・コンテンツの配信を可能にするシン・クライアント・ソリューション製品「OnDemand Services 1.5」を発表した。OnDemand Servicesは「OnDemandサーバー」と「DeFrameサーバー」の2つから構成され,日本IBMのWebアプリケーション・サーバーであるWebSphere 3.5と組み合わせて使う。

 OnDemandサーバーはWindows 2000 Server上で動作し,NDS eDirectory内のサーバー上にあるデジタル・コンテンツのホスティングを行う。OnDemandはJavaベースのアプリケーションで,WebSphereがアプリケーションの実行環境になる。

 DeFrameサーバーはWindows 2000 ServerまたはWindows NT Server 4.0 Terminal Server Edition上で動作し,Windows Terminal Server(WTS)上にホスティングされたWindows 32アプリケーションをディレクトリ・ベースで管理する。

 クライアントOSはWindows 95/98/Me/NT4.0/2000に対応。WebブラウザはIE4.0以降またはNetscape Navigator4.5以降(ただし6.Xは除く)に対応する。WebブラウザからOnDemand Servicesに最初にアクセスしたとき,Webブラウザに自動的にプラグインがインストールされる。これがターミナル・サービス・クライアントの役割を果たし,WTSにアクセスする。

 OnDemand Servicesは,ユーザーごとに,利用したWebコンテンツに応じて課金するためのレポート作成や,カード決済のための商用支払いゲートウエイ接続などにも対応する。ただし,カード決済機能は現在,米国のみでサポートしてる。

 出荷開始は2001年10月25日。価格はオープン。米国の79ドル/ユーザーと同等の実売価格になりそう。今後のバージョンでサーバー側OSのマルチプラットフォーム化,及びWebSphere以外のWebアプリケーション・サーバーに対応予定。

(茂木 龍太=日経Windows 2000)