インタックは,PowerPointをもとに作成した音声,アニメーション入りスライド・ショーを,Webブラウザなどにストリーミング配信するソフト「impatica for PowerPoint(日本語版)」を9月20日から発売する。カナダinpatica.com社の製品を日本語化した。企業のオンライン研修やセールスでの利用を見込む。

 製品は,コンテンツ作成部分と配信先クライアントでコンテンツをストリーミング再生するJavaプログラムから成る。コンテンツ作成部分はPowerPointのアドオンとして動作する。PowerPointでスライドを作成して,専用のメニューを実行すると,pptファイルを10分の1から20分の1に圧縮した独自形式ファイルを作成する。それをJavaプログラムなどとともにWebサーバー上に置く。クライアントは,Javaプログラムをダウンロードして,独自形式ファイルをWebブラウザやHTMLメール・メッセージの中でストリーミング再生する。

 マイクロソフトのPowerPoint 2000のファイルをもとにコンテンツを作るため,コンテンツ作成に特別な専門技術が不要である。また,HTTPにのせた独自のストリーミング・プロトコルにより,28.8kビット/秒の低速回線経由でも利用可能とした。価格はオープン。推定実勢価格は,最大20人までコンテンツの作成を許すミニマムパックで200万円,コンテンツ作成者数が無制限のプレミアムパックで1000万円など。いずれも1年間の使用権の価格で,ストリーミングの配信先は無制限。

(干場 一彦=日経Windows 2000)