コベルコシステムから独立したベンチャー企業セイ・テクノロジーズは,Windows NT/2000システム監視ツールの新版「BOM for Windows 2000 Version 3.0」を10月29日から出荷すると発表した。複数のコンピュータの監視データをデータベースに蓄積して一元管理する機能やサーバー監視テンプレートの強化などが特徴。

 複数のコンピュータの監視データをデータベースで一元管理する機能は,「BOMアーカイブ」と呼ばれる。データが効率的に収集でき,複数のコンピュータの監視データを同一のグラフに出力するなどが可能になった。従来のBOM 2.0では,監視されるコンピュータごとにデータを分散管理しており,データベースにはAccessが使うMDB形式を採用していた。新版では,アーカイブ・サーバーを構築して,そこに監視データなど各種情報を集中して蓄積・管理できる。データベースとしてはSQL ServerのサブセットであるMSDE(Microsoft Data Engine)を使う。

 監視対象コンピュータやアプリケーションなどに応じて,139種類/833項目のテンプレートが用意されている。Windows 2000のほか,Windows NT 4.0やSQL Server 6.5/7.0/2000,Exchange Server 5.5/2000,サード・パーティ製バックアップ・ソフト,サーバー・ハードウエアなどの監視をカバーする。

 BOM 3.0の価格は,1サーバー・ライセンスで14万8000円。旧版からのアップグレードは3万円(1サーバー・ライセンス)。本体と同時に「Oracle監視拡張オプション Ver1.1」,「TS/MetaFrame監視拡張オプション Ver1.1」,「Notes監視拡張オプション Ver1.1」(価格は各オプションそれぞれ11万8000円)も出荷を開始する。

(干場 一彦=日経Windowsプロ)