ジャストシステムは10月25日,新に関西弁の入力に対応した日本語変換ソフト「ATOK15 for Windows」を発表した。対応OSは,Windows NT 4.0/2000/XP/98/Me。出荷開始は2002年2月。価格は未定。

 ATOKは従来,「話し言葉」を優先して変換するモードを設けており,その延長で今回,関西弁用の辞書と変換コンポーネントを開発した。同社の浮川和宣社長は「チャットなどで方言を入力したいという要望は多い」と開発の動機について語った。今後はユーザー参加型のWebサイトを立ち上げ対応する方言の決定,ならびに辞書作成のための語彙収集を行っていく予定。

 他の機能としてはLAN経由でユーザー辞書の配信,取得を行う「LAN Extension」,社員名簿や商品管理リストなどのデータベースから独自の辞書を作成する「便利辞書作成ツール」,「合計」の入力で「=sum(」と変換される「Excel関数入力支援」などが機能強化点だ。

 発表会の席上,浮川社長は中国語版ATOKを開発中であると発言し,営業活動も既に開始していることを明らかにした。今後,日本語変換や文章解析のノウハウを活用して2バイト文字圏の入力ソフトを開発する意向だ。

(茂木 龍太=日経Windowsプロ)