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 ストレージ・システムを開発・販売しているウィンドウは,米Platypus Technologyが開発した,ディスクの代わりにSDRAMを使う記憶装置「QikDATA」(写真)の出荷を開始した。金融システムや電子商取引,CRM(Customer Relationship Management)など,データベースにアクセスする頻度が高く,高速な入出力処理を必要とするシステムに向いている。

 きょう体は1Uサイズのラックマウント型。64ビットPCIカードでサーバー・マシンと接続する。データ転送速度は350Mバイト/秒とSCSIよりはるかに高速である。ユーザーからはハードディスクとして見えるので,パーティションを作成して使うことが可能。記憶容量は,1台で4Gバイトから16Gバイトまで対応。最大8台のQikDATAをデイジー・チェーンで接続することで,最大128Gバイトまで拡張できる。

 QikDATAはデータ保護機能があり,無停電電源装置とバックアップ用のハードディスクを搭載している。もし停電になっても,メモリーの内容をハードディスクにバックアップし,復帰後リストアする。

 価格はオープンであるが,実売予想価格は,4Gバイトの最小構成で630万円。Windows NT/2000以外に,Solarisやhp-ux,Linux,Tru64に対応する。

 既に米国では出荷されており,米国の運送会社などの事例がある。150GバイトのOracleのデータベースを検索するのに,パフォーマンスが5倍に向上したという。

伊藤 康生=日経Windowsプロ