コンパックコンピュータは11月19日,記憶容量33Gバイト(非圧縮時,圧縮時は66Gバイト)のバックアップ用テープ規格「VXA-1」に準拠したドライブ「33/66GB VXA-1」を発表した。インターフェースはIDE(UltraATA/100)とSCSI(Ultra160 SCSI)の2種類があり,いずれも5インチのドライブ・ベイに収容する内蔵型。価格はIDEモデルが8万9000円,SCSIモデルが10万6000円。テープは2巻で1万9800円。出荷開始は12月上旬。

 VXA-1は米Ecrix社が開発したテープ・フォーマットでテープ幅は8mm,回転式ヘッドを使いヘリカル方式で記録する。ヘリカル方式は記録密度が高められる長所があるが,記録ヘッドがずれるなどのトラッキング・ミスが発生しないようテープ・ガイドやテンション制御が必要で,機構が複雑になる。しかしVXA-1では,記録トラックを細かなパケットに分割して記録し,トラッキング・ミスをおかしても記録ヘッドを複数回スキャンさせて読み出すことで機構を簡略化している。

 競合する規格として同じヘリカル方式を採用する「DDS-4」や,「AIT-1」がある。前者が容量20Gバイト(非圧縮時)でドライブ価格が20万円程度,後者が35Gバイトで50万円程度。

(茂木 龍太=日経Windowsプロ)