NECソフトとトーマツは11月27日,ソフトウエア資産の管理業務を支援するサービスで協業すると発表した。トーマツのコンサルティング・サービスとNECソフトのIT資産管理ソフト「ASSETSCAN」などを組み合わせたサービス「IT資産管理総合支援サービス(仮称)」を提供する。主に大企業や自治体,学校法人に向けて販売する。

 このサービスで利用するツールは,NECソフトの「ASSETSCAN」。100クライアント・ライセンス付きの基本パッケージが200万円で販売されている。同じ機能をASPで提供する「netASSETSCAN」サービスもある。初期費用が5万円で,利用料が管理対象機器100台単位で月額2万円から提供されている。これらのソフトやサービスを組み合わせることで,ソフトのライセンス管理ポリシーの構築やシステム設計,運用管理,社員教育,企業内監査までを総合的に支援する。本格的にサービスを開始するのは2002年1月から。

 通産省(現在の経済産業省)は1995年11月にIT資産に関する管理方法をとりまとめた「ソフトウエア管理ガイドライン」では,ライセンスなどに関する全社的な教育など,資産管理システムを導入するだけでは解決できない部分を企業に要請している。今回の協業により,資産管理のポリシー作成から監査まで,IT資産管理サイクルの全般にわたるサービスを提供できるようになる。

伊藤 康生=日経Windowsプロ